こんにちは、QC COFFEEのようへいです。
コーヒーの袋や商品説明で 「G-1」や「G-2」、「SHB」、「AA」表記を見たことがある方も多いと思いますが、 この数字が何を意味しているかご存じでしょうか?
これはコーヒー生豆のグレード(等級)を表しています。 そして、このグレードは生産国によって表記や評価基準が異なります。
今回は、エチオピアを例に解説します。
■ エチオピアのグレードはG1〜5まで
エチオピアの生豆は、輸出前にエチオピア商品取引所(ECX)によって、 欠点豆の混入率を基準に以下のように等級分けされます。
エチオピアコーヒーのグレード基準(300g中の欠点豆数)
・G-1(グレード1):0〜3個(最高品質)
・G-2(グレード2):4〜12個(高品質)
・G-3(グレード3):13〜27個(コマーシャル上位)
・G-4(グレード4):28〜45個(一般的なコマーシャル)
・G-5(グレード5):46〜90個
数字が小さいほど品質が高く、G-1が最も高品質な等級です。
■ エチオピアの評価方法
多くの生産国では、生豆の等級は 「欠点豆の数」や「豆の大きさ」など、見た目の状態で決まります。
しかしエチオピアでは、それに加えて カップ品質(実際に飲んだときの味)も評価に含まれます。
つまりエチオピアのグレードは、
・欠点豆が少ないこと
・味の評価が高いこと
この両方を満たして初めて上位等級になります。
■ エチオピアのG-1とはどんな豆なのか
エチオピアのG-1のロットは、
・欠点豆が非常に少ない
・カッピング評価が高い
・香りや風味が明確でクリーン
といった特徴を持つ、輸出用として最上位に位置する生豆です。
特にエチオピアは、花のような香りや柑橘系の酸味など、 個性的で華やかなフレーバーが評価されやすい産地でもあります。
■ では、G-2は劣っているのか?
ここで一つ、誤解されやすいポイントがあります。
G-2はG-1より下の等級ですが、 必ずしも味が劣るという意味ではありません。
実際には、
・収穫ロットのばらつき
・欠点豆のわずかな差
・輸出規格上の基準
といった理由でG-2になることも多く、 カップ品質自体は非常に優れている場合もあります。
そのため、 G-2の豆が高く評価されることも珍しくありません。
■ グレードは「品質の目安」であって「味の保証」ではない
グレードは、生豆の状態を示す客観的な指標ですが、 最終的な味は
・産地・精製・焙煎 ・鮮度 ・抽出方法
といった要素によって大きく変わります。
つまり、
グレードが高い = 必ず美味しい
という単純な関係ではありません。
■最後に
コーヒーを選ぶとき、 産地や品種、精製方法に注目する方は多いと思います。
そこにもう一つ、 「生豆のグレード」という視点を加えてみてください。
パッケージや商品説明にある グレード表記を見るだけでも、 そのコーヒーの品質や特徴を少し想像できるようになります。
同じ産地のコーヒーでも、見え方や選び方が少し変わるかもしれません。
それでは、また次回のメルマガでお会いしましょう。
QC COFFEE ようへい

