2026/04/07 17:23


邪道?革新?賛否のコーヒー

こんにちは、QC COFFEEのようへいです。 今日は新商品のご案内です。

4/5よりColombia Quindio Infused Peach Washed を販売しています。 

内容量は50g、100g、200gからお選び頂けます。

仕入れ量は少ないので、無くなり次第、一旦販売停止になりますので、ご興味のある方はお早めにお願い致します。

さて、コーヒー好きの皆さん、お気づきでしょうか?

もう一度、商品名を確認してみて下さい。

そう、Infused(インフューズド)です。

正直に言います。

このコーヒーは、誰にでもおすすめできるものではありません。

いわゆる「いつものコーヒー」が好きな方には、正直あまり合わないと思います。

その代わり、

・フルーツ感のあるコーヒーが好きな方

・今までにない味わいを試してみたい方

こういう方には、かなり面白い一杯だと思います。

1.Infused(インフューズド)とは何か?

「?」の方の為に、簡単に説明します。 Infusedとはコーヒー生豆の精製方法の一つで、 近年、話題になっている精製方法です。

従来のコーヒー生豆の精製には添加物を加える事はないのですが、 精製時に、フルーツやスパイスなどを添加して味をつけているんです。

これによって従来の精製では表現できない、 私たちが思っているコーヒー概念とは違った、強烈な味わいを生み出します。

2.インフューズドに対する議論

実はこの精製にはさまざまな議論がされています。

コーヒー品質評価問題

コーヒー生豆のポテンシャルに関係なく、好きな味わいを表現できてしまう為、従来のコーヒー品質評価の崩壊が懸念されています。

透明性・表示の問題

中には十分に情報開示がされないまま販売されるケースもあります。

それが意図的な場合もあるし、精製方法や表示方法をよく知らないで従来通りの表記している場合もあります。

ここで怖いのはアレルギーリスク。

特定の原材料を使用した場合、アレルギーの表記することが法律で決められていますが、

もし販売側が十分な知識と理解を持たず、特定の原材料を使用した商品販売した場合、特定のアレルギーを持つ消費者に対して身体的不利益を与える可能性が生じるのです。

生産者にとっては救いの一手?

コーヒー生豆は自然のモノであり、気候変動の影響を受け、年によっては生産量、品質にばらつきがあります。

そうなるとコーヒー生豆の生産者にとっては死活問題です。

ですが、このインフューズド精製によって、品質評価が下がったコーヒー生豆でも、高値で売ることができるというメリットが生産者にはあるのです。

3.今回の新商品について

今回のColombia Quindio Infused Peach Washedは、コーヒーチェリーの果肉を除去後の殻が付いた状態で桃と一緒に付け込んでいます。

その後、無酸素状態で60h~72h発酵(アナエロビック)させることでコーヒー生豆に桃の風味を移しています。(仕入先情報より)

焙煎はミディアムローストくらいに抑えて、桃の風味を生かしつつ、やわらかい酸味に仕上げました。

注意してもらいたいのは、コーヒー生豆の精製時にを使用していることです。

桃はアレルゲンの特定原材料に準ずる品目の一つなので、桃のアレルギーを持っている方は購入をお控えください。

QC COFFEEでは保健所の指導の下、一括表示の原材料項目にはコーヒー豆と桃を記載する事にしています。

また、販売サイト上の商品ページにも桃を使用している旨、注意喚起をしております。

Colombia Quindio Infused Peach Washed 50g~200g  1,450円

4.最後に

このインフューズド精製のコーヒーは一部の方に、邪道扱いされています。

私の意見ですが、コーヒーに限らず新しいモノ事には必ず、批判はつきものです。

新しいモノ事は従来の常識の範囲外にあり、常識外に人は拒否反応を示すものです。

拒否反応があるからこそ、私はこの新しい精製方法に、新しいコーヒー文化の可能性を感じずにはいられません。

きっと最終的に、これを邪道として淘汰するか、革新的として受け入れるのかは、市場(需要と供給)が判断してくれると私は思っています。